異なるがぴったりと合う

2024年4月某日

「BEYOOOOONDS 西田汐里&山﨑夢羽FCイベント2024 ~ふたりはゆはしお〜」に行く。タイトルは某日曜日朝のアニメのオマージュで、衣装も髪型もそれっぽくスタイリングされている。二人はハロプロ研修生になった時の同期。そして山﨑夢羽ちゃんは6月末にBEYOOOOONDSを卒業することを発表している。おそらく最初で最後の「ゆはしお」イベントだ。

 

山野ホールでの開催ということで新宿駅に向かった。早く着きすぎたので、新宿ルミネをぶらぶらとして、チャイ屋さんでチャイを頼む。手編みの赤とピンク(ゆはしおカラー)のビスチェを着ていたら、注文の時に店員さんに「ビスチェめちゃくちゃ可愛いですね」と言われ、「ありがとうございます」からその上「手編みですか?」と聞かれて「そうです」と答える。そのやりとりに気分が上がり、チャイを飲みながら確認したイベントの座席が前から2列目となっていて、有頂天になる。

 

「ゆはしお」ハロプロの中でも特に大好きな二人組だ。異なるキュートさを二人は持っている。キャンディのような甘い歌声の汐里ちゃんと、一直線に伸びるようなソリッドな歌声の夢羽ちゃん。そんな二人が対比になるような、1番と2番の同じパートを担当することも多くていつもワクワクしていた。

 

グループ内で喉の不調が多く、この前の週のライブが中止になる中、二人とも喉の調子を崩していて、ハモリの合わせ練習ができなかったという話をしていたが、ハモリの多い曲もぴったりと違和感のない声の重なりだった。特にモーニング娘。の「サマーナイトタウン」のカバーは圧巻だった。「ゆはしお」は最強だ。

 

霧のような雨が降るなかを、興奮冷めやらぬまま帰宅した。