202308某日

先日、スーパーで葉のついた状態のトウモロコシがどっさりと売られているのを見て、テレビで葉がついたまま茹でると美味しいと紹介されていたことを思い出し、試しに一本買って茹でてみたらとても美味しかった。コーンスープは好きだが、缶詰でもコーンを買うことは滅多にない。しかし、自分で茹でるトウモロコシがこんなに甘くて美味しいなんて。

またどっさりとトウモロコシ入荷されているのを見て、今度は二本買ってきた。先日は一本丸ごと茹でられたのに、今回は少し大きく鍋に入らない。半分に切って茹でた。

蒸しても美味しいだろうと思うと、蒸籠が欲しくなる。551の豚まんも蒸してみたい。一過性のような気もするので、もう少しよく考えてみることにする。

 

202308某日

ついでがあり、通院している病院に行く。

長い夢を見る薬は、生産が停止しているらしく、今は別の薬を飲んでいる。そのため、長編の夢はみなくなってしまった。すっきり起きられるけれど、なんだか寂しさもある。

新しい薬を飲んだあと30分くらいすると、胃が気持ち悪くなってしまう旨を伝える。すでに胃薬は一種類、胃が気持ち悪くなる薬と一緒に飲んでいるが、もう一種類胃薬を追加しましょうと言われる。「あなたの胃は繊細なようなので」。「繊細」という言葉を受け取る時、皮肉かも?と思ってしまう。

 

また文庫本を何冊か買い、ドトールに入る。江國香織の書く文章が読みたくなったので、おそらく一度読んだことがあるエッセイ「やわらかなレタス」を読む。先日読んでいたなんたってドーナツ」に収録されていたお話も偶然入っていた。こういう、本と本が繋がる瞬間が気持ちいい。

 

帰りのバスは、先払いをして乗り込む乗客に言葉になっていない唸り声のような挨拶をする運転手さんが担当していた。しかし、バスが動いている時に席を立つ乗客がいると、先ほどの挨拶とは別人のようにはっきりとした声で「動かないでください」と言って注意をしていた。バスを降りてから、夫と「メリハリがある運転手さんだったね」と言い合った。