曇りの日、泥の中から

2024年3月某日

よく寝る。ここのところ、昼ごはんをすっ飛ばして寝ている。朝、意識を取り戻すけれど泥の中にいるような重たさがあってそれに抵抗することもなく二度寝をしてしまう。

 

三月になると、曇った日の綺麗な泥の中のようなところにいる心持ちになる。ぼんやりとしていて、憂鬱で、でもこれから何かがあるから目を覚まさなければいけないような感じ。そのためか、曇りの日のような、土の中のにいるような、そんな曲ばかり聴いている。Lily Chou-Chouのアルバムはそれを特に感じるのでよく聴く。

 

夕方、買い物に行くために歩きながらキリンジの「早春」を聴いた。まさにこの季節の歌だと思う。この曲は土の中にいるような気持ちになる。人の家の軒先で、ミモザが咲いているのを見かけた。

 

夜ご飯は豚肉と大根、にんじんを交互に重ねたミルフィーユ鍋を作る。ポン酢をつけて食べる。この前買ったお米が美味しかったが、同じ商品が見つからないので、別メーカーの同じ品種のものに変えた。今回より前回の方が美味しかったように思う。安定して美味しいお米が食べたい。

 

 

 

Spotifyで数年前に作った三月の曇った日というプレイリストを公開してます。

よろしければ、ぜひ聴いてみてください。